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ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 5月22日(金)15時14分46秒
  宙虫さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第162回小麦句会結果発表

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 5月22日(金)06時47分16秒
編集済
  閑古鳥経営学者の会社かな  泉

子の父の背中に学ぶ草むしり  典子

入学児身幹順に前倣へ  幹夫
○(小玲)たしかに体育館での入学式は前から小さい順に並びますよね。児童全員が壇上をちゃんと見られるようにとの学校側の配慮なのでしょう。親目線で可愛い入学生が先生の指示に従い「前倣え!」と指を伸ばして両手を真っ直ぐ前に挙げている光景が思い浮かびます。

学食のピアスの乙女初がつを  小玲
○(泉)全体のリズム感が良いと思います。健康的ですね。
◎(幹夫)「乙女の年齢幅はどのくらいかなあ?」と思いながら、最近では中学生もピアスを付けている中、句は大学の学食風景のような。食堂の今日のメニューは鰹定職だった。「初がつを」とは目出度く、ピアスを付けた乙女との面白い取り合わせの句だ。
〇(吾郎)なんだかちょっとキュンときます。季語がはまり過ぎて困ってしまいますぅ。「蛇にピアス」見たばかりかも(笑)。

メダカ群れ学級委員という孤独  餡子
○(泉)小学生でも、トップは孤独なのでしょう。

痴漢は学ぶ尊ぶ生ハンカチ    吾郎
〇(宙虫)笑ってしまう。痴漢も学習するんですね。いろいろ妄想してみるが・・・。いけね!これは危険だ。

ゆくすえは天文学者酢蛸食う  宙虫
◎(珠子)酢蛸を食う、一瞬、この子の現在の年齢が気になりまししたが、すぐに、まだ言葉もおぼつかない頃から塩辛や沢庵が大好きなヒトが我が家にもいたのを思い出しました。今のところは、電車の運転手ではなく、手を振ってくれる車掌になるのが夢のようですが。立派な方に出会うと、その個性を引き出し見守った親の方に関心が湧きます。
○(幹夫)「末は博士か大臣か」・・・・・子が望遠鏡で宇宙を眺めている。「酢蛸食う」との取り合わせが興味深い。酢蛸を食べているのは親か子か?
◎(餡子)これはわが子ではなく我が孫でしょう。子供には実現できなかった夢を孫に託し・・・酢蛸が変に庶民的でおもしろいです。

初等科の門より白き学生帽  珠子
○(餡子)学習院初等科夏の制服ですね。それほど望んではいませんが夢のまた夢ですね。さわやかです。
○(典子)ちょうど昨年の今頃、皇太子家の長女愛子さまが学習院初等科1年生の遠足で雅子さまとともに東京都江戸川区にある都立葛西臨海公園を訪問されました。初等科での遠足は初めてで、愛子さまは白い帽子を被っておられました。そんなことを思い出しました。

噴水やうごめく者のみな独り  珠子
◎(吾郎)うごめく‥‥までいわなくてもと思いながら、みな独り、の瞬間を切り取ったような絵柄はすごくいい。好きよ。
◎(宙虫)平日の昼間の公園。明るい空も見える。都心部の公園の孤独な感じがよく出てます。

草取りの奉仕に親の駆り出され  泉

庭師が継ぐロシア白靴が皺に    吾郎
○(珠子)あの広大なロシアを継ぐのが庭師・それがまあ白靴を履いている・・・回文の超不自由さが産むなんと自由でおおらかな世界よ!

公園のベンチに二人夏は来ぬ  幹夫

大夕焼砂場に作りかけの山  餡子
○(幹夫)暗くなってしまう前に子どもたちは家に帰った。大夕焼けは作りかけの砂山を赤く照らしている。明日も天気だ。
◎(典子)真っ赤な夕焼けが誰もいなくなった公園の砂場に残された作りかけの山を照らしているのですね
〇(宙虫)ついでにプラスティックのスコップやバケツもころがっていそう。

選外(泉)郷愁をそそる、ワン・シーンですね。

躑躅咲く朝借景偕楽園  小玲

鳩も蟻も仲間の貌でいる公園  宙虫
◎(泉)せめて公園の中だけでも、平和であって欲しいと思います。

姉弟のぶらここ一つ二人ぼち  典子
○(珠子)ちょっと昔まではどこにでもあったなつかしい風景です。やさしい表記がいいですね。このごろは危ないからとブランコそのものが公園から消えていますが、うちの近所の小学校には健在です。
◎(小玲)遊んでいた他の子供達も帰ってしまった夕暮れ時の公園で、ぶらんこの小さな板に座っているのが弟、弟の後ろに立ってぶらんこの鎖をつかんで両足を板に踏ん張りながら前後に大きく揺らしているのがお姉ちゃんなのでしょう。「二人ぼち」という下句からこの子たちはどんな家庭事情なのかなあと思い浮かべながら楽しいはずの「公園」のちょっと切ない光景ですね。句から聞こえてくる「ぎぃこぎぃこ」という音は姉弟の絆の証しを奏でているのでしょう。「一つ」と「二人」の並べ方がとても素敵で、一つの物語を読ませていただきました。

県庁の窓に小さな麦の秋  宙虫

選外(泉)窓から見える自然は小さい。県庁は自然に囲まれているのに

太宰府の絵馬風に鳴る麦の秋  幹夫
○(小玲)学問の神様の菅原道真公を祀る太宰府天満宮ですから掛けられている絵馬には合格祈願など学問の願いが多いのでしょうか。カラコロと風に鳴っている「絵馬」と黄色に熟し実る麦の穂「麦の秋」との取り合わせがいいと思います。

筑波嶺の次の起伏の衣笠草  小玲
○(典子)高山に花を方々に咲かせる衣笠草を見ながら筑波山を登っているのですね。嶺にある白い花が綺麗です。
〇(吾郎)地名をださずとも山々の〜でよかったのでは、とも。遠近感、視点の移動と定法にのっとった、きちんとしたいい句。

長男という兄の生涯桐の花  珠子
○(餡子)兄弟の多い田舎の長男というのはたいへんなのでしようか。家をまも
り両親をみて、兄弟の世話をして・・・。いろいろな思いが溢れてきます。

連凧の散り散りなりて児らの泣く  典子

産みの親求めて鳴くや時鳥  泉

ゲラ借りし風の香の是か尻からげ    吾郎

麦秋や歴代天皇諳んずる父  餡子


★★★★
お待たせしました。
ゆうべは熊本はすごい雨になりました。
今日は曇ってはいますが、雨はあがっています。

さて、結果発表。
参加の皆さん、お疲れ様です。
これから暑くなる一方ですが。
負けずに句会をがんばりましょう。

では、次回の句会までご歓談のほど。
(次回の告知は25日以降になります。)
 

第162回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 5月16日(土)09時25分12秒
編集済
  閑古鳥経営学者の会社かな
子の父の背中に学ぶ草むしり
入学児身幹順に前倣へ
学食のピアスの乙女初がつを
メダカ群れ学級委員という孤独
痴漢は学ぶ尊ぶ生ハンカチ
ゆくすえは天文学者酢蛸食う
初等科の門より白き学生帽


噴水やうごめく者のみな独り
草取りの奉仕に親の駆り出され
庭師が継ぐロシア白靴が皺に
公園のベンチに二人夏は来ぬ
大夕焼砂場に作りかけの山
躑躅咲く朝借景偕楽園
鳩も蟻も仲間の貌でいる公園
姉弟のぶらここ一つ二人ぼち


県庁の窓に小さな麦の秋
太宰府の絵馬風に鳴る麦の秋
筑波嶺の次の起伏の衣笠草
長男という兄の生涯桐の花
連凧の散り散りなりて児らの泣く
産みの親求めて鳴くや時鳥
ゲラ借りし風の香の是か尻からげ
麦秋や歴代天皇諳んずる父


★★★★
選句要領

特選◎1句
並選○2句

必ずコメントをつけて、宙虫あてメールをしてください。
コメントの要領は、過去の結果発表を参考にしてくださいね。
選外の句にも気になることがありましたら、コメント受け付けます。

選句締切 5月20日(水)24時

お待ちしています。
連休の疲れがどっと出ています。(笑)
 

第162回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 5月10日(日)22時36分49秒
  いやあ。
暑いです。
ここ数年、西九州では光化学スモッグが発生します。
工場など何もない九州の西のはてでです。
中国大陸から流れてきている。
みんなそう言ってまする。
風のない気温上昇する日。
要注意です。

それでは告知です。
ふるって参加してくだされ。

兼題「学」・・・1句
テーマ「公園」・・・1句
自由題・・・1句
以上計3句。

締切 5月15日(金)24時

いつものように宙虫あて直接メールで投句してください。
nakadayo99@hotmail.com
または、投稿者の宙虫をクリックするとこの掲示板からメール送信ができます。
お待ちしています。

この句会はどなたでも参加できます。
気楽に参加してくださるとうれしいです。
 

ありがとうございました

 投稿者:gororin  投稿日:2009年 5月10日(日)01時19分49秒
  ネット環境がようやく回復。
先ほど拝見しました。
おつかれさまでした。

今日、清志郎の葬儀にいってきました。

つながるよ清志星よき夜が夏
 

ありがとうございました

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 5月 8日(金)23時17分4秒
  宙虫さんには申し訳ないのですが、メンバーが増えるのは嬉しいですね。
典子さんのご主人って??? ま、詮索は不要です。
今後ともよろしくお願いいたします。
 

こんばんは。

 投稿者:典子  投稿日:2009年 5月 8日(金)21時29分39秒
  主人に付き合い「小麦句会」には前回に続き2回目の参加でした。
宙虫さん、そして、みなさまのご健勝を願っています。
 

今晩は。

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 5月 8日(金)21時21分38秒
  宙虫さん、句会の当番ありがとうございました。
そして、小麦句会の皆様、方々の個性の句をありがとうございました。
 

ありがとうございました

 投稿者:餡子  投稿日:2009年 5月 8日(金)21時05分2秒
  宙虫さん、連休明けてすぐのupお疲れさまでした。
こちらは雨がしとしとの日が2、3にち続きましたが、明日からはまた夏日のようです。
みなさんありがとうございました。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 5月 8日(金)14時39分0秒
  宙虫さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第161回小麦句会結果発表

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 5月 8日(金)00時53分1秒
編集済
  連休終わってしまいました。
熊本では、4日5日と雨や雹が降りました。
びっくりです。
みなさんのところはいかがでした?
次の告知までしばらく歓談を。

茄子漬けの分厚し嫁の里の味  幹夫

麦秋の付録が厚い学習雑誌  宙虫
○(吾郎)新学期が始まって、さぁこれから‥‥というタイミング。出版社の意気込みの見せ所だ。

先輩の厚意身にしむ五月かな  泉

(選外)(幹夫)年長の人の年少への労りを後輩はなかなか分からないのかもしれませんね。

蟇の子の厚く胸板ふくらます  アネモネ
○(餡子)おかあさん蛙の真似をしている可愛い蟇の子。これからの人生に胸膨らませているかにも・・。ちょっと読み過ぎらな?

桜蕊降るや仁王の分厚き手  餡子

(選外)(幹夫)桜蘂の柔らかさと伽藍守護こと仁王との取り合わせが良い。

ありふれた躑躅の厚み法務局  珠子
◎(吾郎)躑躅と法務局が?いというキーワードで出会った佳作。

頭部が分厚いドイツ虻がブウと  吾郎
○(餡子)ドイツ虻って頭部が分厚いんですね。初めて知りました。
◎(アネモネ)上手い!ドイツ虻にとてもリアリティがあります。脱帽です。
○(泉)「ドイツ虻」ですか、頑丈そうですね。ドイツ魂がありそうです。
◎(宙虫)すごい固そうなアブの頭。きっとドイツ語で鳴くんだろう(鳴くのかな?)。おかしい(笑)。

プールサイド私の彼氏胸厚し  小玲
○(幹夫)七十二候の春最後の「穀雨」も過ぎ、嗚呼、もうそんな夏の季節だ。玉汗光る君の彼氏が思い浮かぶ。
○(典子)どこのプールなのでしょうか。きっと、あなたご自慢の彼氏なのですね。あなたの彼氏にぞっこんの気持ちが詠まれていてその率直さが素敵だと思います。
○(珠子)このあっけらかんとした、もうどうしようもないほどの明るさに敬意を表して。

大鷺の厚雲彼方蝶となる  典子
○(小玲)鷺は冬に日本列島に来て夏にはシベリアに帰って行くのですね。蝶のように遠く小さく見え霞みながら遙か雲の彼方に消えてゆく大鷺の様子が見えます。

しつぽりと濡れて深夜の残る花  小玲
◎(幹夫)上句と中句の「しつぽり」「濡れて」「深夜も」の3つの語彙が相乗効果で艶めかしい。それが「残る花」との妖しい取り合わせなのか、残る花の光景の一物仕立ての句なのか。枝先に散り残った桜の花にはあわれさや名残惜しさが読まれるが、その残る花とは作者自身のことなのだろうか。
○(典子)残る花に春雨がしとしとと降っているのでしょうか。それとも、別の出来事なのでしょうか。「しつぽりと濡れて」とだなんて色っぽいですね。「残る花」に「落花」とは違う趣きと存在感があります。

余花の雨財布揺すって出す小銭  珠子
○(幹夫)主婦の買い物風景で「揺すって」が面白い。また、余花の柔らかさと小銭のジャラジャラとの取り合わせが良い。
○(アネモネ)わかるわかる。「余花の雨」がいいですね。

闘魂入れ痛いレインコウト  吾郎

土砂降りの畦にびつしり蛙鳴く  幹夫
○(吾郎)いやな景色だな。なんとかしてくれ(笑)
◎(小玲)蛙にとって大好きな雨が降りしきっています。それを喜ぶように畦で鳴いているのは雨蛙なのでしょうか。この句のキーワードは「びつしり」ですね。「びつしり」という修飾語により、土砂降り一面の田んぼに鳴き渡るほどの蛙の大合唱が聞こえてきます。
〇(宙虫)なんだか体中に蛙の声が張りついてしまいそう。

葉桜や母の傘待つひとりっ子  泉
〇(幹夫)最初「傘待つ」を「傘持つ」と読んでしまっており、それもそれで初々しい一人っ子のお母さんへの信頼だった。塾帰り、雨が降っておりお母さんが迎えに来てくれるのを待っている少年は、愛情を込められながら育てられた子なのだろう。母子の愛情が感じられる。
〇(宙虫)ちょっと事実を並べただけの句だけれど、なんだかこの素直さに魅かれた。

衣摺れの黄の雨合羽入園児  典子
○(アネモネ)雨に濡れて光る黄色の雨合羽・・・。視点がいいですね。
○(泉)可愛いですね。雨合羽のほうが大きいみたいです。

三人子にてるてる坊主三つ薄暑  餡子

(選外)(幹夫)三人兄弟の各々の人格、「明日天気にな〜れ!」

突然の雨に巻かるるメーデー旗  アネモネ
◎(餡子)昔何回か行ったのですがメーデーもずいぶん変遷してきているようですね。でもこの光景は変わらないでしょう。特になんにも言っていないのに万感せまるものがあるのは・・。
○(珠子)昔の活気あふれたメーデーとは様変わりなのではないでしょうか。何とか人が集まりほっとした途端に雨。あわてて走り回る役員の姿が目に見えるようです。句としてはやや平板ですが、素材のめずらしさに○。私も、小麦句会ではまず素材を大事にしたいと思っているのですが、なっかなかです。
○(泉)百年に一度の大不況では、メーデー旗も振り難いでしょう。
〇(宙虫)雨にも負けず、メーデー旗をかざしていた労働者の意気はどこへ・・・。

誘惑がおぼろのさきにあれば雨  宙虫
◎(珠子)不思議な魅力に誘惑されてしまいました。今晩あたり雨かもね・・・。

(選外)(幹夫)不思議な句ですね。

通院のバスは定刻夏隣  典子
○(小玲)週1回の定期通院でしょうか。夏隣りですね。情景が思い浮かびそうです。

朧の夜ついに開かぬ平方根  餡子

赤提灯の親父泣くなり穀雨の夜  幹夫
○(小玲)赤提灯のご主人が泣くなんて何か悲しいことでもあったのでしょうか。それは穀雨の夜だから許されるのかもしれませんね。「泣くなり」の説得力と百穀を潤す晩春の雨との取り合わせがいいです。

聖五月袋の中のパン歪む  珠子
〇(アネモネ)ははあ、袋の中のパンはあんぱんですね。

迎えらるひとにまっすぐ麦の道  宙虫
○(吾郎)なんだろう、ジューン・ブライドか。送らるるもいいが。
○(餡子)連休で一族連れての里帰り。故郷の家の前では孫たちの来るのを今か今かと伸びをしながら待っているじいじとばあば・・・麦の匂いのする道を駆け出す孫達・・・・。いい風景ですねえ。
◎(泉)非常に印象的な俳句だと思います。宗教的なインパクトを受けました。

足跡をひつそり消しぬ桜しべ  小玲
◎(典子)足跡は「あしあと」と読むのでしょうが「そくせき」とも読め、それぞれの方がたどってきた様々な人生なのでしょう。降りしきる桜しべがひっそり消しているのは誰のどんな足跡なのでしょうか。

蘭鋳の北の湖関めく泳ぎ  アネモネ

句会蹴る史実躑躅知る計画  吾郎
○(珠子)これは回文でしか出せない面白さなのでしょう。日本中どこにでもあふれている躑躅を、史実を掴む主人公に仕立てあげた面白さ。回文の思考回路をそうっとほどいてみたい・・・と、いつも思います。

(選外)(幹夫)約束していてキャンセルしてしまった今日のお題は「躑躅」だったのでしょうか。素敵な回文です。

受付のゆるり船漕ぐ春の昼  泉
○(典子)今日は会社へのお客さんも少ないのでしょうか。不景気最中、見そうな光景で、「ゆるり」が夢見心地の雰囲気を表していて、陽気な春の受付のお嬢さん(?)の様子が何だか微笑ましいです。

(選外)(幹夫)結構別嬪のタイトスカートの受付嬢などを想像する。
 

第161回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 5月 2日(土)22時52分38秒
編集済
  茄子漬けの分厚し嫁の里の味
麦秋の付録が厚い学習雑誌
先輩の厚意身にしむ五月かな
蟇の子の厚く胸板ふくらます
桜蕊降るや仁王の分厚き手
ありふれた躑躅の厚み法務局
頭部が分厚いドイツ虻がブウと
プールサイド私の彼氏胸厚し
大鷺の厚雲彼方蝶となる



しつぽりと濡れて深夜の残る花
余花の雨財布揺すって出す小銭
闘魂入れ痛いレインコウト
土砂降りの畦にびつしり蛙鳴く
葉桜や母の傘待つひとりっ子
衣摺れの黄の雨合羽入園児
三人子にてるてる坊主三つ薄暑
突然の雨に巻かるるメーデー旗
誘惑がおぼろのさきにあれば雨


通院のバスは定刻夏隣
朧の夜ついに開かぬ平方根
赤提灯の親父泣くなり穀雨の夜
聖五月袋の中のパン歪む
迎えらるひとにまっすぐ麦の道
足跡をひつそり消しぬ桜しべ
蘭鋳の北の湖関めく泳ぎ
句会蹴る史実躑躅知る計画
受付のゆるり船漕ぐ春の昼

★★★★
選句要領

特選◎1句
並選○3句(3句ですよ!!!)

参加者が10名に達しましたので、普段より多めの選です。
必ずコメントをつけて、宙虫あてメールをしてください。
コメントの要領は、過去の結果発表を参考にしてくださいね。
選外の句にも気になることがありましたら、コメント受け付けます。

選句締切 5月7日(木)24時

では、お待ちしています。
 

ありがとうございます。

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 4月25日(土)20時02分16秒
編集済
   宙虫さん、取りまとめありがとうございました。
 新しい告知に早速投句させていただきました。改めて題詠からは新たな発見が生まれ、感謝しきりです。
 私は、一昨年は神奈川県横須賀市、去年は茨城県ひたちなか市、そして今は大阪府和泉市との転勤族=根無草です。今回大型連休は昭和の日からの8連休なので、東奔西走してきます。
 アネモネさん、小玲さん、微乳の美ですね。アネモネさんの「神鶏の水つついては睥睨」の句、素敵でした。
 

おせわさまでした。

 投稿者:アネモネ  投稿日:2009年 4月25日(土)08時05分53秒
  おはようございます。

宙虫さん、みなさんありがとうございました。
ゆうべあるところで飲んでいたら「微乳」ということばが
きこえてきました。
あれ、小麦句会の句・・・と驚いて目をやってしまいました。

来月もどうぞよろしくお願いします。
 

弟161回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月25日(土)00時50分6秒
  こんばんは。
いよいよゴールデンウィークがやってきます。
今年は高速道路が混みそうですね。
皆さんの計画はいかに???

では、告知です。

兼題「厚」1句
テーマ「雨の日」1句
自由題1句
計3句

締切5月1日(金)24時

いつものように宙虫あてメールで投句してください。
nakadayo99@hotmail.com
お待ちしています。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 4月24日(金)17時02分32秒
  宙虫さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

お世話様ですた

 投稿者:餡子  投稿日:2009年 4月24日(金)08時40分6秒
  宙虫さん、取りまとめおつかれさまでした。並選4句ですと書かれているのにいつもどおり3句しか選ばず二度手間をとらせてしまいました。ごめんなさい。それにしても10人とは嬉しかったですね。また来月もみなさん、よろしく。
全国大会の事前投句は私まで。
 

お疲れさまでした

 投稿者:吾郎  投稿日:2009年 4月24日(金)05時58分8秒
  賑やかなのはいいですね。
次回もよろぴこ。
 

おじさん日記

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 4月23日(木)23時16分55秒
  いつも楽しみに読ませていただいております。
全国大会よろしくお願いいたします。
参加費は私の口座へ。
 

麦のひとびとへ

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月23日(木)23時09分26秒
  今年の全国大会の会場日田のレポートを僕のブログでやっています。
この掲示板にはURLをおけないので、「おじさん日記宙虫」と検索してみてください。

いましばらく歓談のほど。
 

ありがとうございました

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 4月23日(木)22時28分20秒
  宙虫さん、お忙しい中いつもありがとうございます。
アネモネさん、読み違えてごめんなさい。
美術室と美容室。自分が信じられない・・・。
こういうことが増えてゆくんでしょうか・・・とほほ。
 

弟160回小麦句会結果発表

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月23日(木)21時39分35秒
編集済
  亀の裸体真上美味いたらの芽か  吾郎

口元を合わす賛美歌花は葉に  珠子
○(吾郎)メロディは知ってても歌詞が不明なことってよくある。
○(餡子)今年になって二つの結婚式に出席。二つともチャペルでの挙式でした。いーつくしみふかーき・・は歌えるのですが、式の最後の〆の賛美歌はみんなごにょごにょ,,,でした。
〇(宙虫)葉桜の季節の気分っぽいかもなと思う。

陽炎や美という文字に引き込まれ  眞喜恵

美貌より性格選び散る桜  泉
○(アネモネ)なるほど、桜が散ってしまったわけですね・・・。

惜春や舞美しき老芸妓  幹夫
◎(眞喜恵)「惜春」と「老芸妓」が付き過ぎなような、ぴったりのような。美しいのは「舞」と言い切ったところが潔いです。
○(餡子)竹原はんさんとか井上八千代さんなどが浮かんできます。惜春との取り合わせがいいですね。
○(小玲)指の先まで神経が行き届いている見事なベテランの舞にはきっとそのひとの人生が刻まれているのでしょう。「惜春」と「老芸妓の舞」との取り合わせが優雅です。
○(泉)このような日本の伝統芸能を観賞する人も、少なくなったことでしょう。

花散るや夢二の女の抱く美猫  餡子
○(珠子)夢二の女の抱く猫は確かに「美猫」以外にありませぬ。目の付け所に脱帽です。
○(幹夫)岡山後楽園北側に有る竹久夢二館は私の実家から直ぐ近くにあり、数度訪れたことがある。夢二が描く和服の華奢な女性と猫の接触が柔らかく温かい。

靖国の花美しく散りにけり  典子
○(小玲)新年度も始まり草の芽が萌え出ています。人相か手相のどちらか分かりませんが、「長生きしそうだよ」と言われれば嬉しいものですね。細くても長く生きたいと思う今日この頃です。
◎(泉)御国のために命を捧げた人たちの、御冥福を祈ります。
○(小玲)千代田区の靖国神社に開花する東京の基準桜。靖国神社には、大東亜戦争時予科練特攻隊、回天、硫黄島決戦など数多の地で、桜の花びらのように美しく散ってしまわれた方々の御霊も眠っているのですね。

朴の花褒美を提げてゆく右手  宙虫
○(吾郎)さわやか軽やか、で、ちょっときゅんとする。いい感じ。
○(眞喜恵)なんで左手でないんだろうなんてヤボなことはなし。

惜春や油脂の匂ひの美術室  アネモネ
○(珠子)今の美容室は匂わない気がしますが・・・昔はそうだった気がします。惜春が効果的。
○(典子)放課後誰もいなくなった静かな美術室でしょうか。油絵のチューブの匂いがします。
◎(宙虫)初夏に向かう美術室。窓を閉め切っていると本当にむせ返りますね。絵を描く学生たちの情熱に匂いかもしれませんね。

微乳の美春暁三度抱かれけり  小玲
○(幹夫)その恍惚に同感の至り。
○(典子)うんうん。子孫繁栄ですね。女性のみんながあやかりたい行為だと思います。
○(アネモネ)ワオーッ!ナイスです。

捨てられしサマージャンボの当りくじ  小玲
○(餡子)こんなことって本当にあるのかしら。あったら本当にラッキー!!です。あやかりたい。
○(典子)3000円でもかまいません。そんな事柄があったら本当にラッキー、家計が助かります。
○(泉)これはラッキーですね。金額は関係なく。

羊羹の端のカリカリ春うらら  餡子
○(眞喜恵)色が薄紫になっていますね。
◎(珠子)こういうことに幸せを感じる人とお友達になりたい。(もうなっているのかな?)「端のカリカリ」のような単純明快・そのものずばりというのは実は難しい。「春うらら」が一層の幸せ感を出しています。
◎(典子)確かにうららかな春は羊羹の端っこがそんなふうになっています。「ん?」カリカリはかじっている音なのかなあ?そんな他愛もない事をラッキーと感じるところがいいです。

きのふ大阪けふ東京の花筵  アネモネ
○(吾郎)忙しいのか、ヒマなのか、ともかくご苦労様です。
〇(宙虫)そうです。桜は西から順に散っていくんです。

霞に酔い痴れうれしい夜にミスか  吾郎
○(眞喜恵)こういう時に限ってという感じでミスが発覚されることがよくあります。
◎(餡子)なんざんしょうか。一体どんなミスをしたのでしょうか?青春時代にあったような気もします。
〇(宙虫)霞に夢を見ていて、夜はちょっと危険な時間帯なんだよと思う。

勘で買う馬券当りて花見かな  泉

囀りや正座を隣り合う美男  珠子
○(アネモネ)いい景ですね。鹿脅しの音がコーンッ!

長命の相と言はれし名草の芽  幹夫
○(小玲)新年度も始まり草の芽が萌え出ています。人相か手相のどちらか分かりませんが、「長生きしそうだよ」と言われれば嬉しいものですね。細くても長く生きたいと思う今日この頃です。

縦長の日本列島さくらさくら  眞喜恵
○(珠子)日本の長さは、梅雨前線より桜前線でより強く感じます。硬い言葉を「さくらさくら」が救っています。

藤咲いてラッキーカラーの夢を見る  宙虫
花の昼竹馬の友と出会ひけり  典子
○(小玲)桜が咲き誇る道ばた幼友達との偶然の素敵な出会いには、積もる話もあるでしょう。花の昼だから尚更暖かな友情を感じます。

孫と来て孫に引かれる花疲  泉
○(典子)意気込んでは来たものの花見酒で疲れて花疲れとは。お孫さんが頼もしいです。

神鶏の水つついては睥睨す  アネモネ
◎(幹夫)神宮には木の上をねぐらとする神鶏(しんけい)と呼ばれる鶏がいる。水を突っ突くごと周囲を睨みつける眼差しは神の遣いか。

哀しいな似る花春にない品か  吾郎

我が家にもありぬ基準桜かな  典子

春うらら見分けのつかぬ茉奈と佳奈  小玲
○(幹夫)一卵性双生児:記憶ではザ・ピ−ナツ。最近でのNHK「だんだん」の茉奈・佳奈はもっと見分けがつかない。それはそうと「シャボン玉ホリデー」以来ザ・ピーナツを全く見かけたことがないがどうしているのだろう。
◎(アネモネ)わたしも三人の姪の名前でいつも迷って・・・。

葉桜やふいに姿を消した人  眞喜恵
○(泉)ミステリアスですね。何となく気になります。

宇奈月の湯の春月を平手打ち  幹夫
○(吾郎)こういう表現には初めておめにかかりました。インパクトで一票。
○(アネモネ)月が打たれて歪み、またもとの形にもどる瞬時の景がいいですね。
○(餡子)湯に映る月。いいですねえ。でもどうして平手打ち?
○(珠子)この場合の固有名詞が効果的かどうかは疑問ですが、「湯に映る月を平手打ち」というのがとても面白いと思いました。掬うのではないのですね、何かあったのでしょうか?
◎(小玲)富山県黒部の宇奈月温泉へは貴方の傷心を癒す旅だったのでしょうか。露天湯に浸かり目前の湯面に映る春月を誰に対してか何に対してか思いっきり平手で「バチーン」と叩き一瞬消えたかに思うと其処にはまた月が漂っています。

子規庵に居て今日虚子忌と思いけり  餡子
◎(吾郎)虚子の俳号をアドバイスしたのが子規。いい関係が浮かびます。
○(幹夫)子規没後も、子規庵には母と妹が住み、句会、歌会の世話をつづけたという。詠み人が訪れた4月8日は折しも門弟高浜虚子の忌日だった。

余生のための技が足りない花筏  宙虫
○(泉)ヒマを持て余すよりも、何かしたいですね。仕事でも奉仕活動でも。

花吹雪ボトルの水を借りて飲む  珠子
○(眞喜恵)借りて飲むなんて、よそよそしい感じもしますが。
 

遅れています

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月23日(木)12時23分5秒
  みなさんの選句は届いておりますが、当方の都合でアップが遅れています。いましばらくお待ちください。  

第160回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月17日(金)00時04分47秒
  亀の裸体真上美味いたらの芽か
口元を合わす賛美歌花は葉に
陽炎や美という文字に引き込まれ
美貌より性格選び散る桜
惜春や舞美しき老芸妓
花散るや夢二の女の抱く美猫
靖国の花美しく散りにけり
朴の花褒美を提げてゆく右手
惜春や油脂の匂ひの美術室
微乳の美春暁三度抱かれけり


捨てられしサマージャンボの当りくじ
羊羹の端のカリカリ春うらら
きのふ大阪けふ東京の花筵
霞に酔い痴れうれしい夜にミスか
勘で買う馬券当りて花見かな
囀りや正座を隣り合う美男
長命の相と言はれし名草の芽
縦長の日本列島さくらさくら
藤咲いてラッキーカラーの夢を見る
花の昼竹馬の友と出会ひけり


孫と来て孫に引かれる花疲
神鶏の水つついては睥睨す
哀しいな似る花春にない品か
我が家にもありぬ基準桜かな
春うらら見分けのつかぬ茉奈と佳奈
葉桜やふいに姿を消した人
宇奈月の湯の春月を平手打ち
子規庵に居て今日虚子忌と思いけり
余生のための技が足りない花筏
花吹雪ボトルの水を借りて飲む

♪♪♪♪
おまたせしました。
桜のあと、いっきにいろんな花が咲き出しました。
気温も一気に初夏。
では、選句のご案内です。

特選◎1句
並選○4句

参加者が10名に達しましたので、普段より多めの選です。
必ずコメントをつけて、宙虫あてメールをしてください。
コメントの要領は、過去の結果発表を参考にしてくださいね。
選外の句にも気になることがありましたら、コメント受け付けます。

選句締切 4月20日(月)24時

では、お待ちしています。
 

第160回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 4月10日(金)01時38分13秒
  皆さん。
花見は終わりましたか?
まるでジェットコースターのような気温の変化で体がついていきません。
寒くてなかなか散らなかった桜。
とうとう終わりです。

句会は続きます。

兼題「美」
テーマ「ラッキー」
自由題

それぞれ一句ずつ計三句を宙虫あてメールで投句してください。
句のあとには、お名前をお忘れなく。

メールはnakadayo99@hotmail.com

締切4月15日(水)24時

では、お待ちしています。

もちろんどなたでも参加できますので、通りすがりの方、気軽にいかがですか???
 

お世話になりました

 投稿者:餡子  投稿日:2009年 4月 9日(木)23時52分38秒
  まきえっとさん、お疲れ様でした。「信じられない」がむずかしかったです。
みなさんありがとう。
 

ありがとうございました

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 4月 7日(火)21時30分11秒
  当番さん、いつもありごとうございます。
今回は難題でした。苦労しました。
こういうときは、皆さんの句に出会うのが余計楽しみです。
 

万象に感謝です。

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 4月 7日(火)20時10分2秒
  まきえっとさん、句会当番ありがとうございました。
末長く宜しくお願いします。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 4月 7日(火)14時41分46秒
  まきえっとさん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第159回 小麦句会選句発表

 投稿者:まきえっと  投稿日:2009年 4月 7日(火)08時30分2秒
  おはようございます。
満開の桜。浮き浮きしますね。
では、発表。

消息はどちらともなく春の雪  眞喜恵
○(幹夫)子ども達何れもきっと都会の何処かで元気に過ごしていることだろう。

春めくや見合いの相手消去法  泉
○(幹夫)なるほど。消去法とはどんなチェック項目だろうか。

落花飛花彷徨ひ空へ消へゆけり  幹夫

飛花落下舌に消へゆくソーダ菓子  アネモネ
◎(珠子)この時代にこの明るさとリズム。何でもない軽さに、何度か通り過ぎては何となく気になっては戻り・・・結果的に◎。気分や雰囲気だけではない現実感がいいのかな。
◎(眞喜恵)あのソーダ菓子のしゅわしゅわ感がたまりません。懐かしさと虚しさとが飛花落花とあっております。

ありばいがぽっかり消える夕桜  宙虫
◎(餡子)おやおや、何のためのありばいなのでしょうか?夕桜に紛れてそこで切れてしまった。こまりましてねえ。ミステリー仕立てでおもしろいです。
○(珠子)必要も無いのに、今日はひょっとしてなんてアリバイを考えながら日々生活をしている気もします。自意識過剰もまたよし。季語は、アリバイの重さによって変わるでしょうね。
○(アネモネ)それはやばい!どうすんだろう
○(眞喜恵)西村京太郎の世界ですか?

昼は消えた魔界蒲田駅春日  吾郎
○(アネモネ)そうか、日没とともに蒲田駅は魔界に・・・
〇(宙虫)京急蒲田駅あたりにありそう魔界って。春の日が差しても暗黒の場所。

さくらさくら記憶を消すという護身  餡子
◎(宙虫)忘れていることで、生きていられることってたくさんある。納得の一句。
○(泉)エリートは苦労が多いですね。お疲れ様です。
○(珠子)「記憶を消す」というのは神様が与えてくれた護身術でもあるのでしょう。しかしその護身術を使う兼ね合いがなんとも悩ましい。5・7・5・・・と指を折っていられなくなるその先にはどんな自分がいるのか。身につまされます。「さくらさくら」がいいですね。
○(アネモネ)ありそうですね(アリバイ)
○(眞喜恵)句の骨格がしっかりしていて、でも内容は形なくなるもの。私はアルコールが入ると、記憶を消すことが多い、青春時代です。

芽吹くもの芽吹き最後の村消える  珠子
◎(吾郎)湖底に沈む定めの村という所に以前行ったことがあります。
なんともいえない空虚感があったな。季語の絡み方も見事。
○(幹夫)ダム工事予定の村だろうか。最近は無駄な直轄工事の中止の報道が多い。
〇(宙虫)時間の流れは止まらない。ひとの存在があってもなくても。「最後」はいらない言葉かなとは思うが。

舟火事にてんやわんやの花の土手  アネモネ
○(眞喜恵)舟家事???と思うのですが、花の土手で許せてしまいます。リズムがよくてこういうの好きです。

花は葉に足腰弱い美少年  眞喜恵
○(泉)「美少年」という名前のお酒がありましたね。
(選外)(幹夫)確かに最近の若者は骨細である。

黄砂来て古老の話す支那の日々  泉
◎(幹夫)ご年配の大陸で過ごした遠き日の語り尽くせぬ思い出。

つくしたんぽぽタレントの知事流行る  珠子
◎(泉)リズムが良いと思います。

雪崩崖内閣かいな穢れだな 吾郎
○(珠子)政治家とはなんと鈍感な感性の持ち主なのでしょう。あれだけ叩かれても叩かれても眠ることができ、目が覚めればまた叩かれるためにカメラの前に立つ。その感性を維持させるのはまさに穢れた栄養。雪崩などなんのその。
○(餡子)何となく今の政情が伝わってきます。千葉県知事はハッスルだけのタレントだし・・。

テポドンに汚されさうな春の海  幹夫

花冷えやタレントがまた県知事に  餡子
(選外)(幹夫)青春謳歌、森田健作新千葉県知事の具体的な実行力を期待する。

花いかだ溺れる鯉がつかまれり  宙虫

陽炎の街に鳩が見る断崖   宙虫

黒板のゆるい湾曲四月馬鹿   珠子
◯(吾郎)季語がどうもなぁ・・と思いながら、あの微妙なひずみに目
がいったとこで◯。

桜より貴女が好いと櫂を漕ぐ  幹夫
○(泉)漕ぎ手の視線は、どこにあるのでしょうか?
○(餡子)ほらほらあんまり見つめているとボートが変な方へ行っちゃいますよ。こんな台詞,言われたことないですねえ。

そこここにマングローブの取木の芽  アネモネ

桜掃く泣いたみたいな苦は楽さ  吾郎
〇(宙虫)レレレのおじさんがやってきそう。おでかけですか〜〜〜。

海光り老婆無心に蜆取る  泉

芽起しの雨や床屋の有平棒  餡子
○有平棒っていうんですねあのネオン。芽起しの雨が効いてますね(アネモネ)
◯(吾郎)wikipedia で調べて、へぇ〜〜っと。いいですね、あ のくるくる廻るヤツですか。ちょっとしっとりとした季感と合っていい 景

行く春や脚立の脚に旧住所 眞喜恵
◯(吾郎)なんだか泣けるな。引っ越しを繰り返したのか、時間の経過 がすら〜っとして。季語とはちらっとかぶる・・なんて野暮はこの際言 いっこなし。
○(餡子)銀色のアルミの脚立によく書かれていますよね。行く春との感じがいいですね、こんなところにも句材があるんだと感心しました。
 

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