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第168回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月16日(日)18時57分2秒
編集済
  朝霧と村の境の水利権
徳利を掲げうながす月見酒
利酒と言ふ酔つぱらい秋暑し
便利な世少し疲れてラムネ飲む
紅芙蓉家系に初めて左利き
利根は秋跳ねる魚の銀の腹
利腕に形見の時計終戦忌
会心の狩や蟷螂左利き
退屈な利権カンケリ夏悔いた

招き猫見上ぐる親爺冷さうめん
大花火背(せな)に的屋の威勢よし
蝉鳴きし喰らう道楽子規な店
ヤンママの子も六年生朝顔市
職人は無口おかみは行々子
老舗負う女将算段明易し
軍人の背をして石榴ジュース売る
おみせやさんごっこに団栗のお金
かなかなや亀の子束子吊るし売る

手花火に知らぬ子も来て輪となれり
西鶴忌死なば小咄聞く会さ
風は秋カップの縁のアラベスク
台風の予報流れて夜勤かな
鮭回帰水面波立つ母の川
三十年君に蕩けて芋煮会
日本航空一二三便秋暑し
遭ふ駅は鶯谷でうろこ雲
振り向いてみようひぐらし鳴く町を


★★★★
選句要領
特選◎1句
並選○3句
いつものようにコメントをつけて宙虫あてメールで送ってください。
投稿者の宙虫をクリックしてもらっても届きます。

選外の句へのコメントもお待ちしています。
(選外)として、コメントしてください。

選句締切 8月20日(木)24時

お盆も過ぎました。
今年の麦の会の全国大会の準備もラストスパートにはいりました。
9月13日(日)から9月15日(火)まで大分県日田市。
9月15日締切の分、大会に参加するひとは間に合わなければ当日会場で投句を預かります。
って、言ってもあと一回間にありますがね。

(幹夫さん、時間がありましたら、一日だけでも大会をのぞいてみませんか?)
 

第168回小麦句会告知(再掲)

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月13日(木)19時16分20秒
編集済
  告知が下のほうにいってしまったので、もう一度。
アネモネさん、ちっちゃいことは気にしない♪
そろそろこの名に飽きたから改名しようかとも・・・。
でも、この名もそれなりに浸透してきたもんで、宙虫でもう少しいます(笑)

★★★

兼題  「利」・・・・1句
テーマ 「商売」・・・1句
自由題    ・・・・1句

計3句でお待ちしています。
いつものように宙虫あて直接メールで投句してください。
投稿者の「宙虫」をクリックすればメールができます。

締切  8月15日(土)24時

お待ちしています。
★★★★
この句会はどなたでも参加できます。
通りすがりのあなた。
もし、3句できなかったら1句だけでもOK。
 

あれれ!

 投稿者:アネモネ  投稿日:2009年 8月13日(木)08時03分42秒
  宙虫さん、誤字もうしわけなし!  

ありがとうございます。

 投稿者:アネモネ  投稿日:2009年 8月12日(水)07時57分28秒
  宇虫さん、みなさん、ありがとうございます。
楽しい句会でした。次回もまたよろしくお願いします。
「利」「商売」・・・難しいなあ。
 

ありがとうございました

 投稿者:餡子  投稿日:2009年 8月12日(水)07時35分59秒
  宙虫さん、取りまとめお疲れ様でした。
九州はここのところ大変な天候で、竹田市の名前がでたときは「あ!宙虫さんの実家だったなあ」と・・・やっぱりそうだったんですね。
全国大会あたりは二百二十日・・・荒れないことを祈るのみです。

みなさんありがとうございました。楽しかったです。
 

第168回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月12日(水)00時33分57秒
編集済
  こんばんは。
お盆です。
皆さん、計画はいかがですか?
日本全国、いろいろ大変です。
昨日の大分県竹田市の土石流で車が流されたニュース。
実は、僕の実家の近く。
災害のあった国道は、我が家では生活するのに使うことはないので安心していますが。
見たことある景色がニュースで流れるとどっきりします。
実家のある地区も避難勧告が出ていたそうです。
でも、そこはゲリラ豪雨。
2時間くらいどばーっと降ったらしく。
避難勧告が届いた頃は雨は小降りになってたらしい・・・・。
そんなこんな。

それでも句会は続きます。

告知
★★★

兼題  「利」・・・・1句
テーマ 「商売」・・・1句
自由題    ・・・・1句

計3句でお待ちしています。
いつものように宙虫あて直接メールで投句してください。
投稿者の「宙虫」をクリックすればメールができます。

締切  8月15日(土)24時

お待ちしています。
★★★★
この句会はどなたでも参加できます。
通りすがりのあなた。
もし、3句できなかったら1句だけでもOK。
 

ありがとうございます

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 8月11日(火)22時06分22秒
  宙虫さんは夏休だったのでしょうか。とんでもない時刻のとりまとめでしたね。
いつもありがとうございます。
 

ありがとうございました.

 投稿者:ty270410  投稿日:2009年 8月11日(火)21時08分34秒
  徹です.
宙虫さん,いつもながらとりまとめお疲れさまでした.

皆さま,講評ありがとうございました.皆様の句を参考に勉強したいと思います.
今後ともよろしくお願いします.
 

暑中お見舞い申し上げます

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 8月11日(火)19時36分14秒
   台風9号による西日本豪雨の被害、そして、今朝5時7分の静岡の震度6弱・・・「備えあれば憂いなし」とは言うものの、天災は本当に恐いものです。皆様、被害はなかったでしょうか。
 先月、此処大阪は、3分の1の日が猛暑日でした。暦の上ではもう秋ですが暑さが続く中、文明の利器「クーラー」が有り難いです。皆様、ご自愛ください。
 宙虫さん、小麦句会のまとめありがとうございました。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 8月11日(火)15時20分11秒
  宙虫さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第167回小麦句会結果発表

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月11日(火)02時40分31秒
編集済
  なんと災害列島。
皆さん、大丈夫ですか?
大雨に地震に日照不足に。
いろいろびっくりしています。


生ビールぐいと飲み干し妥協する  餡子
◯(吾郎)そう、そこんとこ、グっと飲み込んで、男だねぇ〜〜〜。妥協がいい案配。
○(アネモネ)ビール苦いだろうな
○(珠子)とても素直な勢いのある句です。妥協できるのも能力のひとつでしょう。しかし苦いビールとなりましたねえ。
○(泉)いろいろ経験しますね。妥協する、方法は難しい。妥協したくないから。

(選外)(幹夫)夏の生活季語「生ビール」の句。中句すっきり!で、「誰も彼も黄昏色の生ビール(幹夫)」・・・黄昏れに生ビールを一気に飲み干せば少々のこだわりは吹っ飛んでしまう。
(選外)(徹)このあたりが落とし所とビールを飲み干して決断,気持が伝わります.

梅雨出水地球は運命協同体  泉

(選外)(徹)毎年のような風水害,森林管理の杜撰さと危険地域への建築,人災ですね!まさに,運命協同体です.

雷鳴や協奏曲はヴィバルディー  幹夫

火の国の漢字協会暑気払ひ  典子

衆院選一致協力夏の果  小玲

(選外)(幹夫)夏の時候季語「夏の果(て)」の句。理想性、国民目線、実行の可能性etc.要チェックの両党マニフェスト・・・さて、8月末はどちらに軍配が上がるのだろうか。「消去法で幸福実現党だ」などと言う面白い友人もいるが、確かに先制攻撃理念には一理ある。「浜の子の浜に眠りぬ夏の果(幹夫)」・・・明日もまた海には都会の大勢が遊びに来るだろう。

凌霄花に触れて生協宅配車   珠子

(選外)(徹)なにげない風景,でも清々しい風景を清々しく詠んでいますね!

妥協せぬ見せ場はここに夏芝居   徹
○(泉)いくら暑くても、妥協はしない。役者魂ですね。


茗荷の子トラック協会不在です    宙虫

嘘で噛む協(かな)う恋う仲百足荘    吾郎

(選外)(徹)難しい回文でよくここまで詠んだと感服!

農協の前に初荷の大西瓜  アネモネ

(選外)(幹夫)夏の植物季語「大西瓜」の句。農協の前に直径30cmも以上の大西瓜が入荷した。「児は忍者の如く西瓜の種を吹く(幹夫)」・・・末裔の児の先祖は伊賀か甲賀か?
(選外)(徹)おおらかな情景がよい.「初荷」にちょっとひっかかるが・・・・

ふうりんに風ふうりんの影に風  アネモネ
◎(幹夫)「ふうりんに風」で切れ、夏の生活季語「ふうりん」の佳句。昼下がり軒下、風に吹かれる風鈴の影にもまた風が吹く。どちらに吹く風もすべてが優しい風だ。「一陣の風ふうりんの影にあり」とも詠みそうな中「ふうりん」と「風」を2回ずつ使ったところに写生がいきている。「風鈴の涼しき軒に星の屑(幹夫)」は夜の風鈴。
○(典子)すずしさのひとときですね。
○(徹)風りんの影からもリンリンと聞えてくるような・・・情緒ある情景に魅せられた.
◎(珠子)「ふうりんの影に風」う・・・む。あっぱれ。としかいいようがありません。私の目は開いているだけで見えていないなあとつくづく思う句です。ひらがなが効いています。
○(餡子)わずかな動きをしっかりと捉えたたいへんに手練の句。
〇(宙虫)ほんとうにやわらかい風のようです。

暑き朝熱きコロナの縁取りて  幹夫
○(小玲)7月22日国内では実に46年ぶりとなる皆既日食でした。当地は雲間から辛うじて部分日食が見えましたが、世紀の天体ショーと多くの観光客が訪れた沖縄の方は不運にも曇りで見えなかったとか。「暑き」と「熱き」の重ね方が素敵です。

見せしめと意地で目で自慰止めし蝉    吾郎
○(アネモネ)意地で目で自慰・・・なんとも

(選外)(幹夫)夏の動物季語「蝉」の回文佳句。「幸せは感じもん勝ち蝉時雨(幹夫)」・・・地中で7年育ち10日地上で生きる蝉の一生とは何所にあるのだろうか。

街騒に影を揺らして待つ炎暑   珠子

マネキンの視線に追わる菱の花  宙虫

炎昼や短足の這ふアスファルト  小玲
◯(吾郎)這ふ、の暑さといったら、あなた、もう半端じゃないです。ウマい。
○(餡子)あのじりじりと照りつける夏の午後!蝉は煩いほどに鳴き、かったるい。そんないっときを外回りの営業マンは歩く。短く濃い脚を引き摺りながら・・・。
〇(宙虫)まとわりつく暑さがたまらない。

(選外)(徹)炎昼,短足,アスファルト3拍子揃って暑さ増幅,まさに炎昼という感じ.
(選外)(幹夫)夏の時候季語「炎昼」とはまさに燃えるように暑い真夏の昼だ。君の背中に突き刺さる真上の灼熱の太陽を受けて短く太い影がアスファルトに黒く這う。「炎昼や日食の日の喜界島(幹夫)」・・・関西地方漸く梅雨が明けた途端猛暑日が続いている。

影武者のたまゆらの恋竹婦人   徹
◎(アネモネ)影武者も恋を・・・なんとも切ない
○(幹夫)夏こその抱き枕・・・生活季語「竹婦人(ちくふじん)」の佳句。黒澤映画「影武者」は、小泥棒が戦国武将・武田信玄の影武者として生きる運命を背負わされた悲喜劇。他に、真田幸村は7人もの影武者を用いて戦場で敵を混乱させたという。或いは、最終的に天下を治めた徳川家康も実は影武者から出世だとか? 現代においては、既に死亡している北朝鮮の金正日の影武者説といったところだろうか。そんな影武者にもせめて一瞬の恋心もあったろう。「竹婦人」との取り合わせが佳く想像が広がる句だ。「眠る妻背にゐて零時竹婦人(幹夫)」

日盛りや子を抱き影を一つにす  餡子
○(アネモネ)いい景ですね。抱く子の体温が伝わってきそうです
○(幹夫)夏の天文季語「日盛り」の取り合わせの佳句。「日盛りの我が子いだけば影ひとつ(幹夫)」・・・子を抱く母の心情がとても健気だ。
○(小玲)少しでも幼子を暑い直射日光から守ろうとする母の深い愛情が感じられます。
○(典子)視点が良いと思います。
○(徹)子供を抱いて一つになった母子の影,日盛りに負けない愛情あふれる影でした.

片隅の月下美人に薄明り  典子

(選外)(徹)夜も更けないと咲かない月下美人,片隅がほのかに明るくなった感じ,そして,その影のはかなさ・・・・

奇跡の幾とせ汗と悔いの軌跡    吾郎
○(珠子)ここまで生きてきましたので、私にもそれなりの汗と悔いの軌跡があります。「奇跡の幾とせ」をどう読み取ればいいのかちょっと悩みますが、とてもすっきりまとまった美しい回文です。
○(泉)「軌跡」が生命の歴史なら、「奇跡」は生命そのものでしょうか。
◎(餡子)我が来し方を振り返れば、全くこの句のとおりでございます。運命ではあったのでしょうが、奇跡的なこと続き、冷や汗と悔恨の人生ではございました。見事な回文でございます。
◎(宙虫)大河ドラマ。人間が地球に存在していること自体、奇跡。

(選外)(幹夫)夏の生活季語「汗」の回文佳句。「奇跡」と「軌跡」の同音意義が良い。「ユンボーの汗噴いてゐる練兵場(幹夫)」・・・練兵場跡地の工事現場で油圧ショベルが穴を掘っている。

天日干しされて水着の明日も海  小玲
◯(吾郎)なんだか口調がいいんだか悪いんだか。でも、こういう擬人化?好きよ。
◎(典子)夏休み、こんがりと焼けた少女はまた明日も海なのですね。天日干しされた水着が眩しいです。
○(餡子)これは海の家、民宿の軒端に干された水着でしょうか。今年も海の家は開かれないところが多いそうです。年をとると海のあのベタベタ感が苦手になりました。もってまわったような表現ですが、うまいと思います。

(選外)(幹夫)夏の生活季語「水着」の句。天日干しは花柄の水着だろか。「高速の水着一夜の世界新(幹夫)」・・・平泳ぎ・北島康介に続き、背泳200m入江陵介に請う期待だ。
(選外)(徹)海辺の宿の午後の情景,今日の子供たち,そして明日の子供たちに想いをはせながら・・・・

マンゴーやチークダンスの薄明り  典子
○(小玲)ちゃちゃちゃのマンボでなくマンゴーはお熱いカップルからテーブルに置いてきぼり。薄明りの中、怪しく素敵、いい感じ〜の雰囲気ですね。

故郷や城址の堀に蓮満開   徹

升酒の升の木の香にふと晩夏  餡子
○(幹夫)時候「晩夏」の佳句。関西地方も先日漸く梅雨が明け、実際にはまだ最も暑い時期であるが、升酒の升の木の香りに、ふと激しい夏の季節が終わる気配がした。「黄昏れをまだ見てゐたい晩夏かな(幹夫)」
○(典子)近づく秋に升酒の木の匂いが伝わってきます。
○(徹)木の香にひたりつつ,もう夏もおわりか!晩夏の想いが胸にひしひしと伝わってくる.
◎(泉)微妙な感覚ですね。季節の移ろいを、一瞬のうちに感じるのでしょう。

舟みちの先へ先へと糸とんぼ  アネモネ
◎(吾郎)美しい句。糸とんぼの儚さ故の絶対的存在が心に残ります。
◎(徹)頼りないようだが,しっかりと水先案内をしてくれる糸とんぼ,「先へ先へと」が目にみえるようだ.
○(珠子)確かに糸トンボはちょっと先の目標物へと飛びます。舟の行くちょっと先・ちょっと先へと、岸辺の葉を選って飛んでいるのでしょう。ちょっとシンプルすぎるかなあとも思いますが・・・。
〇(宙虫)ゆったりとした時間がいいです。静かな景がここちいい。

師の後を三歩下がりて風薫る  泉

(選外)(幹夫)師への謙虚を詠む夏の天文季語「風薫る」の句。「風薫る岡山駅の桃太郎(幹夫)」・・・私は岡山で生まれ高校まで岡山で育ったから、我が師も初恋の人も岡山の人だ。

ニュータウン超えて積乱雲太る   珠子

(選外)夏の天文季語入道雲(峰雲)こと「積乱雲」の句。近傍大阪・千里ニュータウンは、高度成長期の中核的労働力である比較的年齢層の近い核家族世帯が短期間に集中して入居したため、現在は、初期入居世帯の世帯主の現役引退・高齢化が懸念されていると言うが、一方、各種施設の充実や都心へのアクセスの良さ、住宅環境から、現在でも人気を保っている。未だ運転中の作者である。「峰雲の鳴門の渦に呑み込まれ(幹夫)」
(選外)(徹)ニュータウンを超える積乱雲,まさに都市近郊の風物詩ですね!今にも雷雨が来そうだ・・・・

よき海女にならうと思ふ未だ十九  幹夫
◎(小玲)代々の海女なのでしょうか。泣いちゃいました。

(選外)(徹)あどけなさの残る新入りの海女さん,その心に秘めた想い,決意!いいですね!

おさまらぬ空腹梅雨の潜水艦  宙虫

(選外)(幹夫)夏の時候季語「梅雨」の句。おさまらないのは長梅雨であり空きっ腹でもある。取り合わせて、基地に役目を終えた潜水艦が浮かんでる。「梅雨寒や妻と一緒に天地人(幹夫)」・・・上杉家臣・直江兼続如く「愛」を掲げて生きたいものである。

雨音の聞えぬ不思議梅雨晴れ間  泉

(選外)(徹)全く不思議な面白い句!
 

月曜日夜に

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月10日(月)03時43分21秒
  お待たせして申し訳ありません。
結果発表は、10日(月)夜になります。
今しばらくお待ち下さい。
 

第167回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 8月 2日(日)21時03分39秒
  生ビールぐいと飲み干し妥協する
梅雨出水地球は運命協同体
雷鳴や協奏曲はヴィバルディー
火の国の漢字協会暑気払ひ
衆院選一致協力夏の果
凌霄花に触れて生協宅配車
妥協せぬ見せ場はここに夏芝居
茗荷の子トラック協会不在です
嘘で噛む協(かな)う恋う仲百足荘
農協の前に初荷の大西瓜


ふうりんに風ふうりんの影に風
暑き朝熱きコロナの縁取りて
見せしめと意地で目で自慰止めし蝉
街騒に影を揺らして待つ炎暑
マネキンの視線に追わる菱の花
炎昼や短足の這ふアスファルト
影武者のたまゆらの恋竹婦人
日盛りや子を抱き影を一つにす
片隅の月下美人に薄明り


奇跡の幾とせ汗と悔いの軌跡
天日干しされて水着の明日も海
マンゴーやチークダンスの薄明り
故郷や城址の堀に蓮満開
升酒の升の木の香にふと晩夏
舟みちの先へ先へと糸とんぼ
師の後を三歩下がりて風薫る
ニュータウン超えて積乱雲太る
よき海女にならうと思ふ未だ十九
おさまらぬ空腹梅雨の潜水艦
雨音の聞えぬ不思議梅雨晴れ間

★★★★
選句要領
特選◎1句
並選○3句・・・3句ですので、お気をつけて
いつものようにコメントをつけて宙虫あてメールで送ってください。
投稿者の宙虫をクリックしてもらっても届きます。

選外の句へのコメントもお待ちしています。
(選外)として、コメントしてください。

選句締切 8月7日(金)24時

それにしても、いつ梅雨明けするんでしょうか?
雨は降らなかったんですが、空はすっきりいていません。
夏の気温なのに、空は青くないし・・・・。
まだ梅雨明けにならないのでしょうね・・・。
 

第167回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 7月25日(土)00時35分14秒
編集済
  なんという梅雨でしょう?
入梅してずっと雨は降らなかったのに、今になって雨続き。
今日のニュースで九州北部の梅雨明けは八月になるのではとか・・・。
そういえば、梅雨明けがなかったとかいったときもあったな。
冷夏だったような気がします。
ちゃんと夏がきますように。
そして、これ以上災害が起きませんようにと願うばかりです。

それでは、告知です。

兼題・・・「協」1句
テーマ・・・「影」1句(テーマですので思い切り想像を膨らませてください。)
自由題・・・1句

計3句、投句をお待ちしています。
いつものように「宙虫」あてメールで投句してください。

締切・・・8月1日(土)24時

この句会は、どなたでも参加できます。
気軽にどうぞ。

♪♪♪
幹夫さん、見本誌届いたんですね。
楽しんでいただいて幸いです。

さて、麦への投句ですが、一応同人制になっていますので、今のままでは受け付けてもらえません。
「誌友」という形で雑誌を講読してもらわなくてはなりません。
雑誌代半年6000円、1年12000円を前納することになります。
それで、毎月1冊ずつ麦を送ってもらえます。
 

今晩は。

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 7月23日(木)23時19分18秒
   吾郎さん、第166回小麦句会の取りまとめ、ありがとうございました。
 また、当句会参加の吾郎さん、珠子さん、泉さん、餡子さん、宙虫さん、アネモネさん、小玲さん、徹さん及び妻・典子、素敵で個性的な句をありがとうございました。
 選句の際、努めてその句の季語で辺句を詠んでいるところの私ですが、特選・並選が4句限定なので、他の佳句に対し(選外)という表現が心苦しいです。
 さて、今日、宙虫さんを通じて申し込んでいた俳句雑誌「麦」8月号が手元に届きました。とっても充実した俳句の本で、例えば、最終ページ(P.78)には、本インターネット「小麦句会」(五月分)として、皆さんの佳句が1句ずつ掲載されており懐かしく思いました。宙虫さんのご紹介に感謝しています。
 綴じ込みの用紙で、早速「原生林」と「地熱集」に投稿してみたいと思っています。
 

ありがとうございました.

 投稿者:ty270410  投稿日:2009年 7月22日(水)21時36分31秒
  徹です.
吾郎さま,ありがとうございました.
皆さまの句を拝見し勉強させていただきます.
今後ともよろしくお願いします.
 

お世話になりました

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 7月22日(水)14時48分33秒
編集済
  吾郎さん、ありがとうございました。
カラスノエンドウの鞘で作る笛と、葦の丸まった葉で作る笛は、まあまあウマク鳴りますが、ヤブコウジの葉の草笛はできたためしがありません。草笛の演奏はすてきです。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 7月22日(水)14時40分0秒
  吾郎さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第166回小麦句会選句一覧

 投稿者:gororin  投稿日:2009年 7月21日(火)23時48分36秒
  遠雷やいつも自衛と言う戦   泉
○(幹夫)夏の天文季語「遠雷」の奥深い一句。戦(いくさ)は自国の土地と生命を守るものであるが故、全世界で繰り返される自衛の為の戦いが事実である中、反戦句として読んだ。「自衛戦」との取り合わせから、「遠雷」とは砲弾の轟きであり、彼の「悪の枢軸国」の核実験やテポドン発射を連想する。専守防衛の我が国であるが、自衛の為には先手必勝も選択肢の一つであることを検討しなけらばならない時期である。「遠雷に吾子は上手に臍隠す(幹夫)」とは些か平和ボケ。
(選外)(小玲)今日もまた世界の何処かの場所で自衛という言葉のもと戦争が行われているのですね。

自ずから輪の拡がれりキャンプの火  小玲
◎(典子)キャンプファイヤーに集い肩組む大勢に赤い炎が差している様子に一夜限りの絆が感じられます。
○(幹夫)夏の生活季語「キャンプ」の佳句。燃えあがるキャンプの火にキャンプの村の見知らぬ仲間が次第に集まってくる景が微笑ましく素敵だ。「飯盒の笑ひ転げてキャンプかな(幹夫)」
◎(アネモネ)無理のない素直な叙述がいいですね。
(選外)(徹)キャンプの輪がひろがってゆく様子がよくわかります。

自分史を一行添へて夏の海   典子
○(泉)キャンプや海水浴など、夏の海には思い出があります。
○(小玲)自分史にもう一行添えてだなんて哀愁は夏海の出会いの淡い恋物語なのでしょうか。
○(徹)暑中見舞い状への添え書き,「自分史の一行」とはいいえて妙です.

蝉高く太く鳴きけり無為自然   幹夫
◎(小玲)「シャーシャー」と鳴く熊蝉を想像します。二つの形容詞「高く」「太く」と動詞「鳴きけり」のテンポで太くはかない命の蝉が木の天辺で無為自然にひたすら鳴き続ける様子が詠まれています。

山頂の自転に佇つや夏北斗   徹
(選外)(幹夫)夏の天文季語「夏北斗」のお洒落な句。公転・自転の地球の頂上に君は佇ち、恒星夏の北斗七星を眺めている。回転木馬に乗って句を詠むように、身の置き所を自転する山頂の作者に置いたところの発想が面白い。「永遠に明るく清く夏北斗(幹夫)」

痛い絵自戒するスイカ自衛隊   吾郎
◎(幹夫)夏の植物季語「西瓜(スイカ)」の回文佳句。自戒する「痛い絵」は大東亜共栄圏を確保しようとした帝国陸海軍としてか。「西瓜(スイカ)」を不期遭遇の敵かもしれない者に自衛官が発する「誰何(すいか)」と掛けたのであれば凄い。「女房の強しと思ふ西瓜提げ(幹夫)」

冷されて自給自足の真桑瓜   アネモネ
(選外)(幹夫)夏の植物季語「真桑瓜」の句。自給自足で無農薬の冷やされた真桑瓜が瑞々しい。「甜瓜(真桑瓜)」は、岐阜県南部・美濃国真桑村の名産だったことが名の由来であるそうだ。「仏壇に二つ置きけり真桑瓜(幹夫)」

雲わいて自家菜園のまくわ瓜   宙虫
○(徹)夏空の下,まくわ瓜のみのりを見ての感慨,よい句と思います.
(選外)(幹夫)夏の植物季語「まくわ瓜」の句。自家菜園に蔓を成してフットボール状の大きなまくわ瓜がいく幾つも実ってる。今回の兼題「自」に対し、前掲句「冷されて自給自足の真桑瓜」の句と偶然、季語と構成が重なったのは興。「先割れのスプーンで掬ふまくは瓜(幹夫)」

草笛に若干の自負川跨ぐ  珠子
◎(徹)一見のどかな草笛,心に期するところあって,川を跨いで決意を新たにす
る,そんな心の動きがよく伝わるよい句と思います.
◯(吾郎)ちょっといい気分、草笛がウマく吹けたときなんて、そうにきまってる。
○(アネモネ)「若干の自負・・・」上手い!
(選外)(幹夫)夏の生活季語「草笛」の句で、草笛吹ける君は偉そうに川を跨ぐ。私には出来ないから尚更、指笛や草笛を操る人は本当に器用だと思う。「少年の草笛少女のために吹く(幹夫)」

夏海を何故汚すのか金正日  小玲
○(幹夫)夏の地理季語「夏海」の同感の一句。最近TV放映される金正日激痩せ、朝鮮人にとっての地獄継続の次世代は、報道によれば、親子三代禅譲で謎の三男・正雲(ジョンウン)なのだろう。さて、好きなジャーナリスト・田原総一朗だっただけに4月テレビ朝日の「朝まで生テレビ!」での「拉致被害者の横田めぐみさん・有本恵子さん生きていない」発言は悲しく、拉致家族の帰還を何より願う。「夏海の朝紺碧硫黄島(幹夫)」

ピカソ展行つて児の画く夏休み  幹夫
○(泉)ピカソの絵は、子供の絵に似てはいますが・・・。
○(小玲)才能は無限なのでしょう。お子様の画く夏休みの絵って案外ピカソ以上なのかも。
(選外)(徹)ピカソをまねた絵を画く子供たち,微笑ましい情景ですね!

七月の雨にカーネル・サンダース   アネモネ
○(珠子)カーネルさんに七月の雨が妙に響き合っている気がします。なぜでしょう。なぜかわかりませんが。
◯(吾郎)阪神の迷走を想起させる句。(あ、おっかねぇ〜〜)月の限定が効いてる。
〇(宙虫)カーネルの存在感はさすがです。立ち姿だけで俳句になっているような。夏の雨に白い姿が印象的。
(選外)(幹夫)夏の時候「七月」の句。阪神タイガース優勝の1985年道頓堀川に投げ込まれたケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース人形が今年3月に見つかった。前小麦句会「夏波の底で聞こえる都市伝説(宙虫)」の句を思い出し、同様、所謂都市伝説の「カーネル・サンダースの呪い」が24年ぶりに解けたわけだが、今季の阪神タイガースは相変わらず7月の雨に泣いている。先般、修復されお披露目されたカーネル人形を甲子園球場に置くとか置かぬとか。「札幌や七月五日結婚す(幹夫)」と28年周年だ(幹夫)

籐椅子に寝てシャガールの青い馬   珠子
◎(宙虫)籐椅子、なんとセレブな響きだろう。僕らはエマニエル夫人なんだけど。青い馬とくるか。

ハンカチを投げて孤独なプレスリー   泉
○(典子)「孤独」とは往年のエルビス・プレスリーを詠んでいるのでしょうか。
○(アネモネ)「孤独な・・・」がいいです。そうだったんでしょうね。
○(珠子)頂点に立つものの孤独。彼らは決してスーパーマンではなくて努力・努力・努力のヒト。ハンカチというとても使いにくい季語を効果的に使っていると思います。
◯(吾郎)命日は終戦記念日の翌日8月16日。孤独な・・はあまりにも直球だが。ま、時節柄。
(選外)(幹夫)夏の生活季語「ハンカチ」の句。アメリカのロックンロール・ミュージシャンのエルヴィス・プレスリーが亡くなってもうじき32年が経とうとしている。42歳急逝は先日49歳早世のマイケル・ジャクソンを思い出す。プレスリーが舞台からハンカチなど放れば熱狂のファンは取り合うこと必然、「孤独」とは往年の人気の陰りではなく、作者は彼の心の虚しさを詠ったのだろう。「幸せの黄色いハンカチはためきぬ(幹夫)」は高倉健と倍賞智恵子の映画の場面(幹夫)。

西瓜割ればツァラキストラの遠い波  宙虫
(選外)(幹夫)夏の植物季語「西瓜」の句。「ツェラトストラかく語りき」を書いたドイツの哲学者・ニーチェはキリスト教倫理思想を弱者の奴隷道徳としたわけで、「西瓜割り」の西瓜を人間の頭に例えれば、それは残酷な所作である。「本当はすこし見えてる西瓜割(幹夫)

夏空に碧き碧さやティムール廟   徹

青春は汗と涙とジョン・レノン   典子
○(アネモネ)なるほど。ジョン・レノンがおしゃれ。
(選外)(小玲)青春謳歌ビートルズの世界ですね。

酒飲むと炎暑虚心絵トムの袈裟   吾郎
〇(宙虫)もう身も心も炎暑。これも酒のせい。ありゃ、トムさんは坊さんか。このぐちゃぐちゃ感が真夏の昼間の酒の気分にすごくマッチしている。

赤ちゃんに一喜一憂天花粉  泉
○(典子)赤ちゃんに天花粉をつけるお母さんの愛情が詠まれています。
(選外)(幹夫)夏の生活季語「天花粉」の句。汗疹にならぬよう湯上がりの赤ちゃんの背中に天花粉をつける母である。「餅肌の聖女に育て天花粉(幹夫)」は吾が長女への愛情(幹夫)
(選外)(小玲)泣いたり笑ったりの赤ちゃんにお母さんは一喜一憂なのですね。

足のツボ脳天のツボ梅雨明ける   珠子
○(泉)何となくユーモラスな俳句だと思います。
(選外)(幹夫)夏の時候季語「梅雨明」の句。まさに梅雨は、句のように足の先から脳天まで真っ直ぐに明けていくのだろう。「ちんぽこをぐひと掴めば梅雨明ける(幹夫)

てのひらのとまと赤くなる時刻   宙虫
◎(吾郎)このひらがな表記がいいな。それも瞬間などと逃げずに、時刻ってのがまたいい◎。
(選外)(幹夫)夏の植物季語「トマト」の句。赤いトマトが赤くなる時刻は正午だろうか。「凸凹のトマトの甘さ道の駅(幹夫)」・・・・・さて、トマトは果物、野菜の何れ?(幹夫)

ぬばたまの夜を鵺鳴く蚯蚓鳴く  アネモネ
◎(珠子)鵺は、夜「ひいい・ひよお」と鳴くと広辞苑。鳴き声の寂しさにぐっときました。それに目鼻も持たないような地味な蚯蚓が呼応するのですから・・・。これ以上の寂しい取り合わせはありません。しかし、彼らにとってはたぶん夏こそ生気盛んな時。ぬばたまの夜を謳歌しているのかもしれませんが。突拍子もない取り合わせが楽しい。
(選外)(幹夫)「ぬばたま」は夜に続く枕詞。夏の動物季語「鵺(ぬえ)」と秋の動物季語「蚯蚓(みみず)鳴く」の合体にテンポが佳い。実際に蚯蚓が鳴くはずもないから「螻蛄(けら)鳴く」と言ったところだがそんな秋も近い。「螻蛄鳴くと言はれてみれば鳴くごとし(有働亨)」との句がある。(幹夫)
(選外)(徹)鵺が鳴き,蚯蚓が鳴き,おどろおどろしく,またユーモラスな夏の闇,いいですね!

早起きな御霊あまた見亡き親は   吾郎
(選外)(幹夫)亡くなったご両親は早起きだったのだろう。無季語ではあるが、ご両親への愛情が深く美しく詠まれている。「早起きは三文の徳蝉時雨(幹夫)」

児の鼻と口はアイスクリーム色  典子
○(小玲)アイスクリームを食べている子供の様子をよく写生していて微笑ましいです。

保険屋の団扇何れで扇がうか  小玲
○(典子)保険の外交員にサービスで貰った幾つかの団扇なのでしょう。なんだかありそうな一句です。
○(珠子)街角で配る団扇。貰わないようにしていますが、なぜかいつの間にか溜まってしまいます。結果、確かに「何れで扇ごうか・・・」ということになります。面白いところに目をつけたものだと感心しました。句材はどこにでもあるのですよね・・・。
(選外)(幹夫)夏の生活季語「団扇」の佳句。私の職場にもいろいろな保険屋さんが勧誘に来ている中、既に私も3社から団扇を貰った。どの団扇も使い勝手は同じであるが、どれを使うかには気遣いが要る。「京もどき団扇のひかる露天商(幹夫)」

梅雨を抜け平均台を跳ぶ少女  幹夫
◎(泉)梅雨が明けた、すがすがしさが良く表現されていると思います。
○(徹)梅雨を抜け出すような溌剌とした少女が目の前に浮かぶような佳句と思います.
〇(宙虫)梅雨を抜ける・・・いいですね。
(選外)(小玲)レオタード姿の体操部少女が初々しいです。

いただきはもう目の前に白い百合  徹

九州〜西日本方面は豪雨。お気をつけください。日食だなんて浮かれてる場合じゃないかも。
というわけで、後はご歓談タイム!

http://blog.goo.ne.jp/gororin_1956

 

第166回小麦句会投句一覧

 投稿者:gororin  投稿日:2009年 7月16日(木)00時58分18秒
  梅雨って明けたんでしたっけ?
この数日の東京は、もうなんちゅーかほんちゅーか
暑過ぎます。こういうときは家でゆっくりするのが一番。
とゆーわけで、連休はさんで、じっくりご選句お楽しみくださいませ。


遠雷やいつも自衛と言う戦
自ずから輪の拡がれりキャンプの火
自分史を一行添へて夏の海
蝉高く太く鳴きけり無為自然
山頂の自転に佇つや夏北斗
痛い絵自戒するスイカ自衛隊
冷されて自給自足の真桑瓜
雲わいて自家菜園のまくわ瓜
草笛に若干の自負川跨ぐ


夏海を何故汚すのか金正日
ピカソ展行つて児の画く夏休み
七月の雨にカーネル・サンダース
籐椅子に寝てシャガールの青い馬
ハンカチを投げて孤独なプレスリー
西瓜割ればツァラキストラの遠い波
夏空に碧き碧さやティムール廟
青春は汗と涙とジョン・レノン
酒飲むと炎暑虚心絵トムの袈裟


赤ちゃんに一喜一憂天花粉
足のツボ脳天のツボ梅雨明ける
てのひらのとまと赤くなる時刻
ぬばたまの夜を鵺鳴く蚯蚓鳴く
早起きな御霊あまた見亡き親は
児の鼻と口はアイスクリーム色
保険屋の団扇何れで扇がうか
梅雨を抜け平均台を跳ぶ少女
いただきはもう目の前に白い百合


選句要領

特選◎1句
並選○3句・・・3句ですので、お気をつけて
いつものようにコメントをつけて吾郎あてメールで送ってください。

選外の句へのコメントもお待ちしています。
(選外)として、コメントしてください。

選句締切 7月21日(火)24時 ・・・連休明けですからお忘れなく。

http://blog.goo.ne.jp/gororin_1956

 

★★★★★★ 第166回小麦句会告知

 投稿者:gororin  投稿日:2009年 7月13日(月)00時35分56秒
  暑いというか、なんだかシャキッとしない今日この頃。皆様いかがお過ごしですか?

7月15日〆切分は不肖、吾郎が担当させていただきます。


★★★★★★
第166回小麦句会告知

兼題   「自」・・・・・・・・1句
テーマ  「外国人の名前」・・1句
自由題        ・・・・・・・・1句
               計3句

締め切りは7月15日(水)24時。

以上吾郎まで直接メール(goro1956@lily.ocn.ne.jp)にてどうぞ

この句会はどなたでも参加できます。
皆様方のご参加お待ちしております♡
 

ありがとうございます。

 投稿者:アネモネ  投稿日:2009年 7月10日(金)03時50分48秒
  宙虫さん、みなさん、いつもありがとうございます。
幹夫さん、出張お疲れさまです。選外コメントいつも楽しく拝見させていただいています。
 

ありがとうございました

 投稿者:珠子  投稿日:2009年 7月10日(金)00時24分17秒
  宙虫さん、ありがとうございました。
日々お忙しい方々に、まとめをお願いして申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いいたします。
お題句会は、自分の意外?(実は意外ではないのかも)な面を引き出させていただいて楽しいです。
 

お疲れさまです

 投稿者:gororin  投稿日:2009年 7月 9日(木)22時49分38秒
  宙虫さま、どもども。
さて、近日中に次回告知をさせていただきますね。
それまで、みなさまごゆるりと。
 

ありがとうございました!

 投稿者:ty270410  投稿日:2009年 7月 9日(木)22時10分24秒
  徹です.宙虫さん,ありがとうございました.
皆様の句,大変勉強になりました.
今後ともよろしくお願いします.
 

こんばんは。

 投稿者:幹夫  投稿日:2009年 7月 9日(木)21時15分8秒
    昨夜から一泊の出張、大阪・箕面(みのお)温泉から戻って来ました。昨日・今日の会議の内容はさておき、無色透明・無臭、ぬめぬねの源泉は勿体ないほどで朝食前も露天風呂満喫、今夕妻への土産は温泉饅頭と我が身でした。
 蛞蝓の引き摺つてゐる箕面の湯   幹夫
 宙虫さん、まとめありがとうございました。
 

ご苦労様でした

 投稿者:  投稿日:2009年 7月 9日(木)14時10分21秒
  宙虫さん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。  

第165回小麦句会結果発表

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 7月 8日(水)22時07分16秒
編集済
  夏波の底で聞こえる都市伝説   宙虫

(選外)(幹夫)夏の地理季語「夏波」の句。火星人襲来、ナウシカの舞台が火星、富士の樹海では方位磁針が正常に動作しない(実際には僅かな狂いは生じるものの方位が分からなくなるほどではない。)etc.最近では「2ちゃんねる」の存在も都市伝説の一つだろうか。深海に聞こえる地上の都市伝説とはどんなものなのだろう。「夏波の飛沫のやふな淡き恋(幹夫)」とは18歳の頃の切なさだ。

雲の峰一目散に伝書鳩   典子
○(徹)伝書鳩が飛び立つ先に入道雲が湧き立っているという夏の点景をうまく詠ったよい句と思います.

伝へ聞く万の叫びや原爆忌   幹夫
◎(小玲)幾万の被爆者の叫びの瞬間と惨絶が刻まれています。広島と長崎の彼の忌まわしい被爆の悲しみやアメリカへの憎しみは永遠に語り継がれていくのでしょう。

凡人の汗も同じか偉人伝  泉

(選外)(徹)一種の諧謔味がよく出ていると思います.

出航を伝える手旗雲の峰   アネモネ
○(珠子)景がはまり過ぎ・・とも思いましたが、でもかっちりと俳句らしい俳句です。
○(幹夫)夏の天文季語「雲の峰」の佳句。手旗を振る人、航海に出る船、せりあがる峰雲と、近くから遠くへと夏の眺めが鮮やかに映る。「峰雲や穏やかならぬ予感して(幹夫)」の心境。

(選外)(徹)手旗と入道雲の取り合わせが憎い句です.

伝言は大きな文字で夏の駅   小玲
◎(吾郎)最近駅の伝言板が減ったような気がする。メールやらケータイやらのあおりかな。掲句は当然田舎の駅。もちろんでか文字での「2時間待った‥‥サチコ」とかだろうなぁ。
○(幹夫)夏の時候季語「夏」の佳句。学生時代妻との中距離恋愛の頃、週末のデートの待ち合わせ場所は渋谷の忠犬ハチ公銅像の尻っぽの後ろ10cmとが彼女との決め事であり、当時山手線渋谷駅前交番に伝言板はたぶんあったがそれを使ったことはない。「待ち人の来ぬかもしれぬ夏の駅(幹夫)」などとあの頃を思い出し、携帯メールでいつでも連絡が取れるようになった最近は恋愛形態も変化したものである。
○(典子)素敵な句です。恋人との夏の思い出なのでしょうか。今は携帯電話の流通で改札口近くの伝言板も見かけなくなり駅の伝言板は懐かしい光景です。
○(泉)恐らく田舎の駅なのでしょう。ユーモラスな中にも、懐かしさを感じます。
〇(宙虫)多分、この素直さが初々しいんですね。

小作人の伝えかすむや青田風   徹
○(小玲)「小作人」という差別っぽい用語が大胆だと思いました。そういう呼ばれ方だったこともあったのですね。田の一面に育った稲に吹く風がすがすがしいです。

伝助や昼間訛る日焼けすんで   吾郎

でで虫や雨だくだくと幹伝う   珠子
○(典子)素敵な句です。強い雨が流れる木の太い幹にでで虫がぴったり張り付いています。
◎(アネモネ)雨だくだくとがいいですね。幹伝う雨の進行の遅速の形が見えます。

(選外)(幹夫)童謡「でんでん虫々かたつむり お前のあたまはどこにある つの出せやり出せあたま出せ・・・♪」との夏の動物季語「でで虫」の句。「雨だくだく」とは「汗だくたく」と形容されるように雨が盛んに流れるさまであり「かたつむり無限の時間を這ふてゐる(幹夫)」と、蝸牛は雨の幹に這い上がり若葉を悠長に食べている。
(選外)(徹)「だくだくと」が新鮮です.

白服の車掌のうしろ夕焼ける   珠子
○(泉)白服の背中が真っ赤に染まる。ワン・シーンが目に浮かびます。

(選外)(幹夫)夏の季語「夕焼ける」の句。白い車掌の服と真っ赤に染まる夕焼けとが対象的だ。「釣り人の並ぶ波止場や夕焼くる(幹夫)」

涼しさは麻ののれんの真砂女の句   アネモネ
◯(吾郎)気持ちのいい、からっとした雰囲気。いい案配。
〇(宙虫)書かれている文字やゆれ具合まで想像しました。

(選外)(幹夫)夏の時候季語「涼し」の句。俳人・鈴木真砂女は96歳大往生までの波乱の生涯の中、銀座の路地裏に「卯浪」という小料理屋を開いた。麻ののれんに書かれているのは「羅(うすもの)や人悲します恋をして(真砂女)」それとも「来てみれば花野の果ては海なりし」との辞世の句だろうか。「せせらぎの丸太の橋の音涼し(幹夫)」

風薫る湿原染めし高嶺花   徹

(選外)(幹夫)夏の天文季語「風薫る」の句。取り合わせの「高嶺花」とはあこがれるだけでほど遠く手に入れることの出来ない片思いだろうか。「朝先づ腹筋すれば風薫る(幹夫)」はNHK俳句7月号兼題「風薫る」(高野ムツオ選)の佳作句。

桑の実や唇赤く手も赤く  泉
○(小玲)桑の実ははじめ赤色でやがて7〜8月に紫黒色に変じて熟します。熟した桑の実をもいだ手も口も赤く染めながら食べている様子が詠まれていてテンポの良い句だと思います。

白髪うとうと暇秘湯唐辛子   吾郎

洋館に血染めの軍靴敗戦忌   幹夫

街暮れてひとのにおいの紫陽花あおい   宙虫

藍染の浴衣は母の置土産   典子

頬染めて振り返る児や大夕焼   小玲
○(幹夫)夏の天文季語「大夕焼」で「児」との遠近を詠んだ佳句。赤く染まる大夕焼を背景に振り返る児の頬っぺたも赤色に染まっている。「夕焼の瞼を閉ぢて未だ赤く(幹夫)」は俳句雑誌「ににん」(21.7.1発行)掲載の拙句。
○(徹)暑さに負けずに外で遊んでいた,そして夕焼けに負けないくらいに赤い頬の子供,活き活きとしたさまがうかがわれるよい句と思います.

選外(吾郎)ほほ染めてが惜しい。染まるのはわかってるので、もうひとつ表情や情感が欲しかった。

小遣いはサイダー代さハイ和子   吾郎
◎(珠子)回文とは思えない滑らかさに脱帽しました。友人に和子が何人かいますが、或る時代では一番流行った名のようですね。その時代とサイダーがダブります。
○(アネモネ)このシンプルさがたまらんです。
○(泉)何だか郷愁を感じますね。「サイダー」昭和の前半でしょうか。
◎(宙虫)サイダーと和子・・・。このノスタルジックさが「昭和」です。

(選外)(幹夫)夏の生活季語「サイダー」の回文句。小学生の和子さんはシュワッと爽やかサイダー、近い将来「CCレモン」も夏の生活季語になる予感。「太陽に向かひサイダー一気飲み(幹夫)」と詠むが、くれぐれも大学生の生ビール一気飲みは危険である。

あの山は水の感触うつぎ咲く   宙虫
◯(吾郎)水の感触の見立てがステキ。季語はまだ動きそう。
○(珠子)「あの山は水の感触」私にはこういう感性が乏しいのが悲しい。山を見て育ちましたが、山はあるのが当たり前でした。どんな山を見て・想って「水の感触」となったのか作者の心をのぞいてみたい気がします。「うつぎ咲く」が静かで泣けてきます。
○(徹)山を「水の感覚」とする感性,緊張感と「うつぎ」の開放感をバランスよく詠んだ良い句と思います.

(選外)(幹夫)夏の植物季語「空木(うつぎ)の花」の句。あの山には雨が滴りこの空木の花には優しい水の光が差している。卯の花として親しまれる空木の花には夏の到来を告げるほととぎすとの取り合わせが妙で「卯の花の匂う垣根に ほととぎす早も来鳴きて 忍び音もらす夏は来ぬ・・・♪」は大好きな小学校唱歌である。

満天の星のゆらめくキャンプの火   小玲
◎(幹夫)夏の生活季語「キャンプの火」の佳句。満天の星を背景にキャンプの火の燃える様子が美しく写生されている。「燃〜えろよ燃えろ〜よ炎よ燃えろ 火〜の粉を巻き上〜げ天までこがせ〜♪(栗田孫一作詞)」と、キャンプファイヤーには欠かせない「燃えろよ 燃えろ」の歌のメロディーはフランスの古曲だそうだ。「キャンプの火消して湖畔の静かさや(幹夫)」
◎(典子)とても素敵な句です。燃えているキャンプの火が満天の星に素敵にゆらめいています。
○(アネモネ)おお、懐かしいジエッとストリーム。しばらく海外にいってないなあ。

入り婿が綺麗にさばく初鰹   典子
◯(吾郎)こういう市井のちょとしたイロニィは好き。
◎(徹)初鰹を綺麗にさばくことで,きりっとした婿さんが一層引き立つ思いがします.清々しいいい句と思います.

さみだれも傘に楽しく小学生  泉
○(典子)素敵な句です。五月雨に続き梅雨のこのごろ「今日はあいにく雨で」とかの冒頭の挨拶ですが児童にとっては傘も玩具になる楽しい雨なのですね。「今日はあいにくの晴れなので〜」と聞いたことはありません。

(選外)(徹)作者の小学生に注ぐ暖かいまなざしが感じられます.

農耕車優先蛍の里に入る   珠子
○(アネモネ)ことしはいろんなところで蛍復活の話をききます。エコですねえ。
◎(泉)いかにも農村の道という感じです。ゆったりとした自然の感覚が良いと思います。
〇(宙虫)「蛍の里」。自然と言いながら、自然ではない。人間が蛍を呼ぶために手を尽くしている。最近の蛍は人工的なにおいがします。ある種、複雑な農耕車優先なのです。

面取れば少年剣士玉の汗   幹夫
○(珠子)説明が全くいらない句ですね。見てきっちり描くことを長いこと忘れてしまっている私です。いかんいかん。
○(小玲)「少年剣士」と「玉の汗」とがピッタリで剣道の稽古後の少年のほとばしる汗がすがすがしいです。

芙美子忌の芙美子の庭の今年竹   アネモネ

(選外)(幹夫)6月28日は山口県出身の小説家・林芙美子の忌日だった。句の作者の名も芙美子、林芙美子に肖っての命名かもしれない。数十年前の記憶にさかのぼるが、NHK連続テレビ小説「おはなはん」の主題歌は「い〜つでもあ〜かるく〜〜〜え〜がお消さないおはなはん・・・♪」と今でも口ずさむことが出来る。「おはなはん」とは林芙美子のことである。つい先日の7月1日、女優・森光子(89)がその林芙美子の自伝小説「放浪記」を前人未踏2000回を演じたことにより国民栄誉賞を受賞したことには頭が下がり、まだまだ彼女の舞台でのでんぐり返しを見ていたい。竹林の中でも薫風にそよぐ皮を落とし成長した筍「若竹」こと「今年竹(夏の植物季語)」はひときわ目を引くものであり、「芙美忌」との二重季語もあまり気にならない。「まつすぐにただまつすぐに今年竹(幹夫)」

遠雷や馬齢重ねし果てに夢   徹


★★★★
お疲れ様でした。
いやあ、暑いですよ。
雨になるといいながら雨が落ちてこない。
不快指数急上昇。
湿気がすごい毎日。
これも梅雨ですね。
結果をお届けしました。

いましばらくご歓談を。

次回は吾郎さんが満を持して告知します。
では、吾郎さん。
よろしく!

今から温泉にでも行ってこようかな?
暑すぎます。
 

第165回小麦句会投句一覧

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 7月 2日(木)22時30分29秒
  お待たせしました。
今日の熊本は穏やかな一日でした。
昨日・おとといと激しい雨が続きました。
梅雨の末期なんでしょうが。
前半の雨不足を忘れてしまいました。

では、投句一覧お届けします。
★★★★

夏波の底で聞こえる都市伝説
雲の峰一目散に伝書鳩
伝へ聞く万の叫びや原爆忌
凡人の汗も同じか偉人伝
出航を伝える手旗雲の峰
伝言は大きな文字で夏の駅
小作人の伝えかすむや青田風
伝助や昼間訛る日焼けすんで
でで虫や雨だくだくと幹伝う


白服の車掌のうしろ夕焼ける
涼しさは麻ののれんの真砂女の句
風薫る湿原染めし高嶺花
桑の実や唇赤く手も赤く
白髪うとうと暇秘湯唐辛子
洋館に血染めの軍靴敗戦忌
街暮れてひとのにおいの紫陽花あおい
藍染の浴衣は母の置土産
頬染めて振り返る児や大夕焼


小遣いはサイダー代さハイ和子
あの山は水の感触うつぎ咲く
満天の星のゆらめくキャンプの火
入り婿が綺麗にさばく初鰹
さみだれも傘に楽しく小学生
農耕車優先蛍の里に入る
面取れば少年剣士玉の汗
芙美子忌の芙美子の庭の今年竹
遠雷や馬齢重ねし果てに夢


選句要領

特選◎1句
並選○3句・・・3句ですので、お気をつけて
いつものようにコメントをつけて宙虫あてメールで送ってください。
投稿者の宙虫をクリックしてもらっても届きます。

選外の句へのコメントもお待ちしています。
(選外)として、コメントしてください。

選句締切 7月7日(火)24時 ・・・七夕ですからお忘れなく。
 

第165回小麦句会告知

 投稿者:宙虫  投稿日:2009年 6月27日(土)01時09分27秒
  こんばんは。
今般は、私のひとことでここに参加されていた方の混乱を招いたかもしれません。
結果はどうであれ、この句会は私のものではありません(管理人というか当番の元締めというかそういう半端な立場です。)ので、一個人の意見として話をさせていただいたつもりでしたが。
皆さんの受け止め方はそうではなかったかもしれません。

泉さん、ありがとうございました。
長い間、ここに参加していただいて、今回のコメント、初めて会話をかわしたような気分です。
泉さんのお気持ち伝わりました。

幹夫さん、珠子さん、コメントありがとうございました。

皆さんのおっしゃるとおりなのかもしれませんね。

またここから一管理人(当番)に戻って句会を続けていきます。

★★★★★★
第165回小麦句会告知

兼題   「伝」・・・・・・・・1句
テーマ  「染める、染まる」・・1句
自由題        ・・・・・・・・1句
               計3句

締め切りは7月1日(水)24時。

以上宙虫まで直接メール(nakadayo99@hotmail.com)にてどうぞ。
この書き込みの投稿者の「宙虫」をクリックしても、投句することができます。

この句会はどなたでも参加できます。
では、次は七月。
いよいよ夏本番の声が聞こえてくるころでしょうか?
 

以上は、新着順61番目から90番目までの記事です。 1  2  3  4  5  |  《前のページ |  次のページ》 
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