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秋深し甲種合格の父を抱く
愚痴言わぬひとの品格八月尽
月白の格子にそよぐ虫のひげ
助さん格さんもういいでしょう秋暑し
格言のほこりはらっていわし雲
大阪の蝉は別格利休蝉
名月や格差かくれるすべもなく
白蓮や格差を生きるバネとして
良き通貨人格感じ買う月夜
風格の秋明菊や貴船谷
日の沈む鉄格子あり秋の風
乾くまで待つセメダイン八月尽
蠅取リボン名残り吊らるる非常口
草の実をつけて戻りし男の背
背脂な二郎喰う路地列ぶ汗
横這が跳んで睡魔が村に棲む
二学期の始まり画鋲止め直す
長き夜や磁石の左右SとN
秋扇や便箋二枚切手貼る
縁ありて新酒で祝う披露宴
子ばなれのできない地球秋月夜
虹色の付箋紙貼るや休暇明
一塵の平和がありぬ八月尽
今日もただ秋の空見て夕暮れる
白妙の羽衣あえか蝉生まる
秋野にてヒリと悟り日手にノキア
兄妹の母と語らふ盂蘭盆会
流星を待ちぬ願ひを抱きつつ
宿帳に挟む鉛筆うろこ雲
天平の池に蓮の花真白
かまきりの斧あおあおと獲物待つ
我に来て如何なる気せむ敬老の日
缶詰の魚が輪切り銀河かな
★★★★
またまた今回はたくさんの参加です。
うれしい悲鳴。
選句要領
特選◎1句
並選○3句
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選句締切 9月7日(月)24時
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